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花火

 

たぶん34年くらい前

ぼんやりと思い描いていた夢が叶った

 

先月、羅臼高校の学校祭のフィナーレに花火を打ち上げてきた

お花屋さんの仕事だけではなく、花火を打ち上げる仕事もしている

今年は中標津高校、標津高校、羅臼高校と学祭に花火を打ち上げた

 

どの学校でも学校祭に本格的な花火を打ち上げるのは初めての試み

コロナ禍において少しでも子供たちに良い思い出を残したい

心ある先生(大人)達の意気な計らいだ

 

34年前

高校三年生の僕は

N校祭の終わりにぼんやりと

「 学校祭を花火で終えられたらいいのになぁ・・ 」

なんて思っていた

 

 

 
 
時々、周りの大人達から

「町の花火大会なんてなくてもいいんじゃない?」

という声が上がることがある

 

花火は寄付を頼りに行っているから

特にこのコロナ禍においては

それは十分に理解できる

 
僕も飲食店に携わっている

痛みは半端じゃない

 
 
でも、おじさん達の見る花火と

10代の感受性豊かな子供たちが見るそれは

全く異なる

 

 
何十倍も何百倍も綺麗に見えたり

大好きな人や情景が鮮明に焼き付いたり

一生忘れない思い出になったり

この先の審美眼や琴線に触れる価値感を作る

 

経済ありきは大切だが

この時代にしか見れない

この瞬間にしか感じることができない

大切なものがある

 

芸術や音楽やイベントがなくても

生きていけるのかもしれない
 

でも、経済だけでは

本質的な豊かさにはきっとほど遠い

 

今回の学祭の花火は全て音楽に合わせて打ち上げてみた

どの学校も選曲は
 

「夜に駆ける」
 

呆れるほど耳にして

でも、その時間にたくさんの出来事があって

良い時も悪い時も傍にいた曲のはずだ

 

学生時代

不安と恐怖 焦りと葛藤

歓喜と怒り 虚無と未熟に震えていた

 

それでも恐怖と向き合って

目の前の夜を駆け抜けるしかなかった

 

それは今でも多分何も変わらない

 

変わらず恐怖と向き合って

その先に本当に手に入れたいものがあると信じてる

 

だから子供達には頑張って欲しい

本当に応援している

 

「 逃げ出してもいい 」

「 諦めてもいい 」
 

ーなんて他人事みたいに言わない

 

逃げ出したくなるような恐怖の先にしか

見ることのできない景色がある

 

 

 

学校祭の花火を打ち上げた後、どの学校でも

 

暗くて遠くて僕の居場所なんてわからないはずなのに

大きな声で
 

「ありがとうー!」

「花火屋さん、ありがとうー!」 (本当は花屋さん)

「最高でしたー!」
 

なんて嬉しい言葉をかけてくれる生徒達がいる

 

正直 涙が溢れる

 

夢を叶えてもらったのは僕だ
 

鳥肌が立つほどの最高の報酬

 

剥き出しの感受性で

ありったけのエネルギーと情熱で

絶え間ない恐怖と自己と向き合え

 

誰にも邪魔させず

自分を信じて

ひたすら夜を駆け抜けろ

 

思いつく限りの眩しい明日を

届けようとしてくれる大人達もいる

 

頑張って欲しい

みんな応援している

 

楽しい仕事をさせてくれて

本当にありがとう

 

また機会があれば是非

よろしくお願いします

 

 

 

篠田 卓

篠田 卓Shinoda Takashi

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